児童文学学会広島大会特設分科会報告 4

  • 2013.11.19 Tuesday
  • 18:45
まだ続きますあはは

分科会に戻ります。
お三人の発言を伺った後フロアからのご意見を頂きました。
最初に手を挙げてくださったのは、福島の方で、逃げるに逃げられず、数値と健康の問題に直面している子どもたちにどんな作品を手渡すのか。ヒロシマの物語を読んで、福島の子どもが希望を見いだすのか、おびえるのか・・・といったご質問でした。
この問題をあくまでも、それぞれのお考えで、文体意識など加えてお応えして欲しいと、再び発言者にマイクを戻しました。
三浦さんは、児童文学は希望の文学であるという点が一般文学と違うところ。自分は「ヒロシマは生き延びた」ということを伝えたいとおっしゃいました。
中澤さんは、フクシマにもヒロシマにも関係ないものを書いているが、3.11の前も後も、私は私のスタイルで私が書きたいものを書く。ただ、作家としてというより一市民としてやっている日々の活動を通して(これも、先の対談をご覧下さい!)、そういう視点を持つ自分が、どう「私たちの問題」として書けるか、という問題だと思うとおっしゃいました。(私がそう理解しました。)
皿海さんは、センチメンタルは排さねばならない。ただ、問題提起のまじめさや本能的正義を大切にするのが児童文学だと思う。(そういうものを大切にしたい)
次に出る同人誌『牛』に、これ!という作品(皿海さん作ではなく、お仲間の)が載るそうです。期待して待ちましょう。
そして、最後の最後にフロアのIさんからから以下二冊、是非読んで欲しいと紹介がありました。
菅野雪虫『天山の巫女ソニン 江南外伝』(講談社)
一色悦子『さよならのかわりにきみに書く物語』(随想舎)  
http://www.zuisousha.co.jp/book6/978-4-88748-280-7.html

「新しい<長編>戦争児童文学」の原稿受付が始まりました。
12月15日が〆切です。
方法はいろいろあるはずです。
投稿に向けて最後の仕上げに打ち込んでいらっしゃる皆様、楽しみにしています!

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