古田足日さんが逝って

  • 2014.06.18 Wednesday
  • 19:04
古田足日さんの葬儀は無事終わりました。
詳しくは、藤田のぼるさんが、事務局長ブログにお書きになっています。
会員専用のホームページ内ですが、パスワード等必要ではないのでどなたでもご覧になれるのだと思います。

通夜式でのお別れの言葉も、告別式での弔辞も、聞き終わると拍手をしたくなるような深いお言葉でした。

私は、古田足日という人を生で初めて見た(失礼な言い方ですが・・・)時の記憶がありません。
はっきり出会ったと言えるのは、大学を卒業したその春に開かれた合宿研究会です。
課題図書が20冊だか30冊だかあって、それを読んで参加して一泊二日で議論し続けるのです。
終わってからそのときの感想を長々と綴って古田さんに送りつけ、それにお返事のはがきをいただきました。
院生時代は、古田家がバイト先のひとつでした。ご自宅で資料整理等に使っていただいていたのです。
のち、『古田足日子どもの本』(全13巻・童心社)の編集協力の一人として、
『わたしたちのアジア・太平洋戦争』(全三巻・童心社)の編集委員の一人として、
古田足日という巨人の仕事を間近で体験してきました。
そして、現在進行形で「新しい戦争児童文学」委員会の同志(敢えて言います)でした。

初めての評論集が出せたのも、古田さんのおかげです。

日本児童文学者協会に出会って、児童文学に関わり始めてから32年。
ずっと、「古田足日のいる世界」を生きてきました。
人間古田さんの近くに居る時間が長かったので、喪失感が大きいのは事実です。
ガルシア・マルケスが亡くなった、井上ひさしが亡くなった、というのとは、やはり違います。
しかし、児童文学者古田足日は不滅です。

まずは、「新しい<長編>戦争児童文学」を形にします。
お約束しますよ。古田さん。



 

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