平塚らいてう生誕130年記念シンポジウム

  • 2016.11.20 Sunday
  • 00:13

表題シンポジウムの最後の三分の一ほど参加してきました。

仕事があったので、最初からは出席できなかったのですが、それでもかけつけて大正解でした。

日本文化研究家ノーマ・フィールドさんと憲法学者青井未帆さん、そして、らいてうの家館長の米田佐代子さんのパネルディスカッションが第1部で、休憩時間に質問用紙を回収しそれに答えながら膨らませていく第2部が始まってしばらく経ったところに潜り込みました。(たまたま直前に退席した方がいらして、扉のすぐ前の席が空いていたのです!)

 

最近の状況に対する無力感が話題になっていたようです。

 

ノーマさんがおっしゃっていた「組織アレルギーにかかっているのではないか」

個人対社会という二者択一の罠から抜け出さねばならない。

組織無しには何も変わらないという発言に、強く共感しました。

反原発のデモや、国会前の抗議行動などで時々、ここに集まっているのは何のしがらみもない個人だということが誇らしげに言われることがあり、うねづねそれに違和感を覚えていました。

以前、アーサー・ビナードさんが、フロアから最近の運動を称える同様の発言があったときに、「組合の旗があってもいいじゃない!いろんな組織からも、組織に参加してない人もいろいろいていいじゃない!」とおっしゃったのに、溜飲の下る思いをしたことを思い出しました。

また、

「ストーリーがでてくると俄然力を増してくる。」

 

その例として、復員船の中で日本国憲法を音読した復員兵たちが、9条を読んで泣いたというエピソードなどを紹介され、

9条にはそういうストーリーがあるが、

24条にはストーリー性が乏しい(らいてう生誕130年記念ですから、男女の平等について多くが語られていたのだと思います。)、ストーリーの掘り起こしが必要とおっしゃいました。

それを受けて青井さんが、

物語というと、日本では万世一系の物語が強いので、警戒してしまうが

個人を作って

組織を作って

ストーリーを作っていかねばならないと話されました。

 

最後のひと言では、三者三様にあきらめないこと、とおっしゃった。

「あきれはててもあきらめない」という講談師神田香織さんの言葉が好きとおっしゃったノーマさん。

まことに、言い得て妙!

 

児童文学ができること、意識して務めるべき事を示された気がしました。

 

12月4日に、「子どもの本・九条の会 原村」で、濱野京子さんと恒例の公開おしゃべり「児童文学は社会とどうコミットするか」の機会を設けていただいています。

今日聞きかじったことも、おしゃべりしたいと思います。

 

 

 

 

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