最愛の大地

  • 2013.08.23 Friday
  • 10:48
 久しぶりに涼しい朝です。

レディースデーに「最愛の大地」を観てきました。
アンジェリーナ・ジョリー監督・脚本・プロデュース作品です。
紛争勃発で敵味方の立場に引き裂かれた恋人たち−−セルビア系ボスニア人の警官ダニエル(紛争勃発後はセルビア軍将校)と、ムスリム系ボスニア人で画家のアイラを主人公に92年から95年の終結まで起きていたことを突きつけます。
戦時性暴力を告発する映画なので、しんどいです。
でも、観てよかったです。

泣かされるのかなと思っていた私は甘かったです。
「泣く」なんていう「感動」は許されないというか、
観るものを打ちのめす映画でした。
(戦争児童文学の表現について、考えています。)
帰途、プログラムを読んで、ますます腹に響いています。
それぞれの役は同じ立場の役者が演じたというのです。
ほんの20年前の出来事です。
ムスリムであるが故にレイプされた女性を、ムスリムの女性が演じるのです。
レイプしたセルビア兵を、セルビア人男性が演じるのです。
壮絶なプロジェクトです。
例えば、ダニエル役の俳優は、代々軍人の家系だったにもかかわらず、彼が初めてそれにさからい、紛争の起きる前年にロンドンへ移っていたというのです。
彼の演じたセルビア人将校の人生は、十分にあり得たもう一つの人生だったわけです。
文字通り、身を削っての参加だったろうと思います。

あれだけの残虐な行為をしてしまって、報復の連鎖を断ち切るための努力は想像を絶するものがあります。

日本だって、同じなはずです。

知らなくはなかったけれど、全く知らなかった・・・・・・
ほんの20年前のことなのに・・・・・・
その事実に打ちのめされました。

映画「陸軍登戸研究所」

  • 2013.07.25 Thursday
  • 09:30
昨日、こんなチラシに遭遇しました。                       

            
8月17日公開だそうです。http://eiga.com/movie/78896/
K今度こそ・K後悔する前に・B万人に宣伝!

それと、こんなのもあります

・・・・・・

  「慰安婦」ヘイトスピーチをどう乗り越えるか?

    ―刑法&ドイツの克服―

 

    <ビッグ講演2本立て実現!!>

 

■その1 「慰安婦」連行は誘拐罪―刑法から見る「慰安婦」連行

     講師:前田朗(東京造形大学教授)

 

 「強制連行を示す証拠はない」(安倍首相)、
「慰安婦制度は必要だった」(橋下
大阪市長)など、
驚くような「慰安婦」ヘイトスピーチが続いていますが、
今度は稲田朋美行
政改革担当 大臣が「慰安婦制度は合法だった」(2013.5.24)と発言。
とんでもない! ! 当時

も、国際醜業 条約や刑法から見れば、詐欺や甘言はもとより、女性たちを船で国外の慰安所に移送するのは犯罪でした。
当時、誘拐罪で裁かれたケースは・・・・あったのです!!

 

 

■その2 「アウシュヴィッツのうそ」とドイツの「記憶の文化」

     講師:岡裕人(フランクフルト日本人国際学校 事務局長)

 

 戦後ドイツの過去の取り組みについては、理想化して取り上げられることがよくありますが、

 実は、「忘却との闘い」の歴史でもありました。
68年運動やブラント首相の新東方
政策をきっかけに過去の克服が進められていくも、その後も歴史修正主義者たちの発言や、
れを盾にした極右やネオナチの活動はおさまらず、
批判する勢力とのせめぎ合いを続けて
きたのです。
その中でドイツは、忘却に抵抗する文化が形成されてきたと言えるでしょ
う。

 

 

 ☆日時:2013727 () 14:00

 ☆場所:早稲田大学22号館 6F  619号室

 

  アクセス★国際会議場 前方左にある黄色い建物の6階

  (http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

 

 ★東西線早稲田下車徒歩7分・バス西早稲田下車徒歩5分

      資料代  800円

 

 

主催:「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC

TEL/FAX:03-3818-5903    http://vawwrac.org/

 

きっと、うまくいく

  • 2013.06.11 Tuesday
  • 00:13

昨日の井戸端会議、私を含め9人の参加でした。
執筆者も交え、新鮮なやりとりができました。
個人的には、評論・研究の領域では言い古されてきた現代児童文学史が、
多くの新しい書き手に共有されていないらしいという現実を突きつけられ、
新たな課題が見えた気がしています。
目下、連載中の藤田のぼるさんの評論、作家のみなさん、お読みくださいませね
自分がどういう流れの中にいるのか、知っておくことは意味あることと思います。
(それは、従来のものを踏襲せよなどといった意味ではもちろんありません。)
あと、具体的な編集へのご意見は、京都出張中で参加できなかったいずみ編集長に、しっかりお伝えします。

さて、表題。
インド映画「きっと、うまくいく」を観てきました。
先日の日本児童文学者協会総会の、参加者全員ひとことアピールの中でAさんがご紹介くださり、興味を惹かれたので行ってきた次第。
Aさんのお話しは、「インド映画はボリウッドというんですね」といった感じで始まり、
進行役だった私は時間も気になり、この話はどう流れるのだろうと、ちょっと冷や冷やしておりました。
そうしましたら、そりゃあ、みごとなスピーチだったのです。
この映画は、社会的な厳しい状況も描いているのだけれど、でも、「きっと、うまくいく」んです。
日本児童文学者協会も、いろいろあるだろうけど、でも「きっと、うまくいく」・・・・・・

会場の空気全体が笑顔になった瞬間でした

上映館も、上映時間も限られてきています。
でも、行って大正解でした。
インドにおける学歴社会のひずみに翻弄される若者たちの深刻な状況が描かれています。
でも、全体を覆っているのは、笑い。それも、高圧的な支配者である学長とぶつかる主人公三人組の友情といたずらっ子的反撃は、とても児童文学と親和性のある世界に思えました。
ちょっと無理しても観て損はない映画だと思います


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